【引退ブログ Vol.3】 伊勢碧(エペ/法学部/慶應義塾高等学校出身)

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このブログを書く日が来るなんて、正直まだ実感が湧きません。
気づけばあっという間に時間が過ぎ、私たちの代も引退を迎えることになりました。



ず、前回のブログの担当のフルーレの荒井佑について紹介したいと思います。彼は入部当初から何も分からない私を自然に輪に入れてくれた優しい友達です。彼についてはさまざまな武勇伝があると巷では噂になっていますが、本当に真面目で一途で頭もよく、本当に尊敬している同期の一人です。彼は持病があるにもかかわらずひとえに努力し続け、私とは比較にもならないほど部活に多大な貢献をしてきたと思います。練習中も試合のときも、さりげなく支えてくれて、その優しさに何度も助けられました。あの時はカッとしちゃってごめんね。そういえば早く教材送ってくれない?



改めて、フェンシング人生を振り返れば、私は小学生の頃からフェンシングを始め、最初はルールも練習の流れも分からず、周りについていくのに必死でした。

そこからある程度上達し、ご縁から塾高に入塾しこの部活を続けてきました。一人不安でいっぱいだった私に、声をかけ、気にかけてくれた仲間がいました。

思えば高校に入学したその時からすでにフェンシングへの情熱は消えてしまっていたのかもしれません。その中でも私が引退までこの競技を続けることができたのは同期の存在に他ならないでしょう。

上記で紹介した荒井と同じフルーレ人である戸田、小西、合田、渡辺、サーブル人の小澤に服部に久保田、マネージャーのみやびちゃんにちえちゃんに毛塚ちゃん、今まで本当にありがとう。まずはこの同期が揃って引退できたことに感動してます。

提出期限直前なので全然細かく書けなくて本当に申し訳ないけどちゃんと愛してるよ。多分上記の人たちは他の人から愛のあるブログがたくさんあるだろうからエペ同期に限定してかくね。


まず坂藤へ、家が近いこともあって暇なときにたくさん遊んでくれてあがとう。そんでフェンシングほんとにうまいね。高校の時から引退まで最高の景色を隣で見せ続けてくれてありがとう。


次に堤へ、いつも堤のおかしな言動に翻弄されていつも部活行くの楽しかったよ4年のインカレ出場できた時は自分事のように嬉しかったよ。


次に南里へ、部活、日常生活ともに素直でガラスのハートでありながら挑戦的でパワルなスタイルは目を見張るものがあったよ。とくに同じ○な詐欺のスタイルに2.3回ハメられてることを聞いた時は本当に面白くて改めてこいつはビックになるなと思ったよ。


そして佐藤へ、ほんまにごめんなあ。たくさんイラつかせて迷惑かけたと思いますう。でもなああの環境では無理なんよ。ほんまにごめんね。でもあの環境で腐らずに自分なりのフェンシングを見つけて真面目に取り組み続けられたことはほんとに尊敬してるよ。ちょっと頑固過ぎたけどね。


最後にミラク、昔はミラクルって呼んでたの覚えてるかな?あれからもう長い時間が経ったんだね。ミラク立派なダンサーになったって聞いて俺嬉しいよ。


 
時間もないのでこれぐらいで。フェンシングを通して、技術だけでなく、努力することの大切さ、人に支えことのありがたさを学びました。ここで得た経験や出会いは、これから先の人生でもきっと私を支えてくれると思います。


後輩のみんなへ。
思うようにいかないこともあると思いますが、仲間を信じて、自分を信じて、最後までフェンシング楽しんでくださいこの部活で過ごす時間は、想像以上にかけがえのないものになります。何かに行き詰まったり思い悩んだりして何かを犠牲にしなければいけない瞬間がもしあったら、今しかできないことを優先してみてください。もしそれでもどうにもならない時はぜひ伊勢碧と桑原元部長の顔を思い出してください。きっと見守ってくれると思います。


最後になりますが、これまで支えてくださった監督・コーチの先生方、先輩・後輩、そして仲間たちに心から感謝しています。本当にありとうございました。
この部活でフェンシングができて、私は幸せでした。

続いての引退ブログは、サーブルの久保田です。

久保田は、気づけばいつも当たり前のように練習をしている、そんな「真面目でコツコツ型」の代表みたいな存在でした。

サーブルというスピードも判断力も求められる種目で、久保田はひたすら自分と向き合い続けていた印象があります。自分にストイックで淡々とやるべきことを積み重ねていく姿は、同期として見ていて本当に尊敬できるものでした。練習でも大会でも、彼女が手を抜いている姿を見たことは一度もありません。言葉は多くないけれど、その分、行動で示すタイプ。久保田のそういう姿勢が、

知らず知らずのうちに周りを引き締めていたと思います。また、真面目なだけでなく、困っている人がいれば自然と手を差し伸べる優しさも持っていました。

4年間を通してこのチームを支え、確実に積み上げてきたものがある。

久保田は、そんな体育会フェンシング部らしい選手の一人だと思います。

そんな久保田が、

この4年間をどんな言葉で振り返るのか。

彼女らしい、誠実な引退ブログを楽しみにしています。

それでは、久保田。よろしくお願いします。